無事日記

本や映画や芝居やそこらへんの雑記です。

最近と確定申告

今は仕事で三重県にいる。先週は新潟だった。来週は兵庫県だ。

新潟は空気が冷たいけど、きれいで息をするのが楽しかった。ついこの間まで池袋で仕事をしていたので違いは歴然だった。三重では鳥Qという店で鳥を食べた。人生で一番おいしい鳥だった。

 

先日、確定申告をした。毎年、義務教育で税金の授業を必ずすべきだと思う。さあ今日は確定申告だと15時から始めようと意気込むが気がついたら17時になっていた。

うだうだしていたらアイフォンの修理から帰ってきた父がバタバタとバックロードを始めた。なにやら店でもらった、やり方が書いてある紙を見ているので、自分がやってあげる。「ああ、〇〇(おれの名前)がいてくれてよかった」などと言うので少し驚く。まあ、よほどアイフォンのバックアップがナーバスだったのだろう、ほっとしていた。

父はバックロードが終わり、Kちゃんと競馬の電話。お互い楽しそう。

そこから途切れ途切れの集中力で確定申告終わらす。

母が仕事から帰宅。疲れてるだろうに、その日は朝のラッシュの時に、老女に席を譲ったらしい。すごいです。

母はよくしゃべる。父もなんとなく答えてゆく。二人して五輪を見ていた。僕も混ざって一緒に見た。楽しかった。

五輪はマススタートが一番よかった。

 

この日は昼間に紀伊国屋書店によって本を物色した。武田百合子の「あの頃」があったので少し読んでみたら泣いてしまいそうだったのでやめた。

大きい本で高いので今は手が出ない。図書館に行ってみることにする。

Kindleで2冊ほど買う。

 

「スリービルボード」を観る。かっこいい女優だと思ったら「ファーゴ」のマージだった人だ。なんとなく合点がいく。

低温やけどしそうなお芝居に痺れる。この主人公を、どの程度血の通った人間として観てる側に寄せるかどの程度怪物として突き放して遠い存在として描くのか、好みは別れるだろうが、僕はもう少しドライに描いても好みです。ギリギリの湿度。この主人公が涙も流さなくて安心した。

デトロイト」が観たいので「ハートロッカー」を観た。「ゼロダークサーティ」の方が好きだ。この監督の作品はその場所の生活音や雑音を排除してないので、映画館でみたいのだ。もうすぐ終わってしまう。早く行かなきゃ。