無事日記

本や映画や芝居やそこらへんの雑記です。

お正月

ここ数年、大晦日は仕事の為見れなかったが、今年はリアルタイムで紅白が見れた。それだけでグッと上がった年末感。嬉しい。物心着いた時から、我が家は大晦日は紅白で、テレビ好きの家族が一年で唯一ザッピングしない番組である。

今年はバナナマンの副音声で拝見。三山ひろしのけん玉チャレンジまさかのイントロでチャレンジ終了の際、歌い始めた三山ひろしに「三山さんもうチャレンジ終わってんだよ!」の設楽さんのツッコミで笑ってから、ラストまで大いに笑わせていただいた。バナナマン当人達が紅白を楽しんでいて一緒に楽しませてもらったみたいで、来年も副音声だなと決める。

バナナマンのLiveは毎年行こう行こうと思いつつ、08年の「疾風の乱痴気」以来行けていない。生で見たバナナマンは二人とも背が高く、舞台映えしてかっこよかった。コントを見ているというか、二人のおしゃべりを聞いていたらコントになっていたという、とてもハイレベルなものを見せていただいた。

紅白は、個人的には、安室ちゃんスーパーフライが同時優勝。

紅白を盛り上げようとしているアーティストにすごく好感を持ってしまう。だからX JAPANもすごく好きだ。

 

紅白からのジャニーズカウントダウンで新年を迎える。

今年は紅白もカウントダウンもTOKIOの長瀬くんの元気がなかったように感じて勝手に心配になる。生放送の長瀬くんに知らず知らずに期待している自分に気づく。一番見ていてスリリングなのはTOKIOで、「山口君のジャンルって何だろう」としみじみ考えていたら新年になっていた。TOKIOは山口くんがツッコミ役に回ることが多いけども、山口くんもツッコミどころがある人で、山口くんを上手に料理できる人が見つかればまたTOKIOはもう一化けするのではないだろうか。

ジャニーズカウントダウンからのCDTVで、aikoはここに居場所を見つけていたのかとぼんやりみて、就寝。

 

元旦は特に用事もなく、近所のベローチェへ。すいていた。でもポツポツといるお客さん。全員一人。元旦にベローチェが開いていてよかった。僕はベローチェがないと生きてゆけないだろう。

武田百合子富士日記」を読む。

毎年夏の間だけ富士山麓の別荘で過ごす家族の日記。

日記なので、唐突に他人の人生が開始されている。最初はホームステイを開始したように読みながら人見知りを発揮するが、三分の一を過ぎたあたりから、その家の中に透明人間になって過ごしているかのように、武田家の生活が、リズムが当たり前になってくる。なんとも心地よい。どんどん、ひんやりした富士の風や強い日差しが鮮明に浮かんでくる。それぞれのシーンが絵葉書のよう。僕もいつか夏の山中湖を全裸で泳いでみたい。

 

2日は父方の祖母とお寿司を食べる。

祖母は92歳で、昔旅館の仲居さんをやっていたから足腰が丈夫。だから一人で生活できている。有難いことだ。お正月だからか、いつもよりとても嬉しそうでよくしゃべっていた。そうだ、お正月はめでたいことなのだ。

そのあとみんなでお茶をして、暗くなる前に父は祖母を送りに行き、僕は実家で母と紅白の話。母は年越しは韓国ドラマのアカデミー賞みたいなのをネット見ていたらしい。母は韓流スターのイ・ミンホのファン。韓流ファンは忙しそうだ。

初詣は実家近くの神社で。今年も末吉。

 

3日は母方のいとこが結婚したので、そのお婿さんも交えてお墓まいりと食事会。探している部屋の話、今している仕事の話など、とりとめのない話を皆で少しずつ。まさに親戚の集まりといった内容で、これはこれで正月の風物詩。楽しく祝福できたように思う。

途中で通りかかったヨドバシカメラで、無料でプロのカメラマンが写真を撮ってその場で印刷してくれるというので、母と撮影。カメラマンに促されて肩を組んで写真をとってもらった。まさにカメラマンのノリに乗せられで肩を組んだわけで、プロってすごいね〜などと言いながら笑った。毎年やっているようで、毎年撮ってもらっているという年配のご夫婦も目にした。思えばこんな風にきちんと親と写真を撮ってもらったことなんてなかったのでよい記念になった。ナイス!ヨドバシカメラ

4日は五反田団とハイバイの「新年工場見学会」を見に五反田へ行った。